コピーライティングにおける訴求文はタイプによって分ける必要があります。
私たちはユーザーが飛びつく提案を考える必要があります。
訴求とは売れる提案の事を言います。
ターゲットタイプA(購入意欲が高いタイプ)の訴求
ポイントは「商品名」と「魅力的なオファー」です。
文の作り方は次のようになります。
「○○の方へ」+「商品名」+「魅力的なオファー」+「ベネフィット」
ターゲットタイプB(購入意欲が中くらいのタイプ)の訴求
ポイントは「ずば抜けた違い」をしっかり語るです。
文の作り方は次のようになります。
「○○の方へ」+「ベネフィット」+「ずば抜けた違い」+「商品名」
さらに「魅力的なオファー」がある場合は
「○○の方へ」+「ベネフィット」+「ずば抜けた違い」+「商品名」+「オファー」
とします。
ターゲットタイプC(購入意欲が無いタイプ)の訴求
ポイントは「商品名を語らない事」です。
文の作り方は次のようになります。
「○○の方へ」+「ベネフィット=最高の解決策」
分かりずらいので例をあげます
もっと美味しいカレーを作りたい方へ。
ほんのひとかけら入れるだけで
家族から「いつもより美味しい」と喜ばれる
秘密のレシピを教えます。
商品名を入れないでくださいね。
タイプCの方は訴求文が難しいです。
その解決策をお教えします。
商品特徴から売れるターゲットを探す方法
- 商品の特徴やメリット、価値を徹底的に洗い出す。
- 既存ターゲットにとらわれず、その特徴やメリットが「欲しい人」を探す。
- 「欲しい人」が強烈に反応するベネフィットを考える
例として「真夏に、アツアツのおでんを売るには?」
- 「ガッツリ食べても低カロリーの食品」というメリット
- ダイエット中の人
ここで「ということは法」を使います。
ガッツリ食べても低カロリー
↓
美味しいものを我慢しなくても良い
↓
おなかいっぱい食べても罪悪感ゼロ
これで 3.「欲しい人」が強烈に反応するベネフィットを考える ができました。
次は下の訴求文を作ります
訴求 = 「誰に」+「何を言うのか?」
ダイエット中だけど、今日のお昼どうしよう…とお悩みの方へ。
ガッツリ食べても300キロカロリーのランチが、
どこのコンビニでも買えます。
美味しいものをお腹いっぱい食べても罪悪感ゼロですよ。
ターゲットを変えずに訴求する
- 商品から離れて、ターゲットが抱える強い悩みや欲求を洗い出す。
- その悩みや欲求が解決できる要素が、商品特徴にないか深堀する
- 2で見つけた特徴やメリットから「欲しいベネフィット」を考える
買い手(ターゲット)の抱える強い悩みや欲求をいっぱい出します。
そしてそれを解決する要素を商品から探します。
解決する要素からベネフィットを考えます。
このポイントは「商品から離れてターゲットの感情を広く深く知る事」です。